ニューヨークは場所がら座りっぱなしの患者様が多数来院されます。

デスクワークからの腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛の様な一般的な症状もクリニックで診療する症状なのです。

スポーツ医学が専門ですが、全く運動しない方もよく診療しております。

 

さてこの一般的な腰痛、肩こり、首の痛みに頭痛などですが始めの症状や損傷は筋肉などの軟部組織で起こります。

カイロプラクティックや整体などと聞くと背骨のズレや骨盤矯正などが治療と思われがちですが

実は治療に関しては筋肉が8割以上です。

そして繰り返しますが、はじめの症状は筋肉や軟部組織の損傷で起こり、治療、診療して改善方向へ向かわせなければ症状は悪化の一途を辿ってしまいます。

 

定期的にマッサージに通ったり、痛み止めなどで長期的に痛みのコントロールをされている方が見えますが、痛みが隠れていてもこれは同じことです。

解剖学、生理学的に負荷を受けて故障をしている箇所は残念ながら改善していません。

 

結局のところ、どうして、何が痛みを出しているのか?(診断)

が確定しないと何をしても同じ結果になってしまうのです。

じつは 腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛を問わず、コリ、痛み、症状を緩和させることは難しくありません。

 

実際に座らなければ楽、休みの日はなんとも無いと言う方は多数みえますし、

バケーションをとったら症状が楽になったと言う方も見えます。

温めても、冷やしても、さするだけでも症状は楽になります。

 

ですのでプロが行うマッサージ、カイロプラクティック、痛み止め、針、などは基本的に何をしても症状は一時的に改善するのは当たり前なのです。

 

またニューヨークは楽しいですがストレスを抱える方が多い町なので、

ストレスレベルが下がっても、睡眠時間が増えても一時的な痛みなら多少の改善が期待できるでしょう。

ただ問題は症状がすぐに繰り返すことなのです。

 

また10代の頃は怪我などしても数週間で痛みが消えた、治った経験は誰もがもっていると思います。

 

腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛、背中の痛みなどが3ヶ月以上続く症状は、慢性の症状であり

これは昔の様に放置してもなかなか改善しません。

 

的確に問題点を診断して、それに向けた改善が必要なのです。

 

いつも繰り返していますが筋肉骨格系の症状の根本的な原因は『機能運動障害』

であり、それを改善する必要があります。

 

そして出来るだけ早い段階で筋肉、軟部組織の治療が終了し、生活習慣からこれが改善ができれば

次に故障する関節や軟骨の損傷を避けられます。

 

数年のあいだ痛みを抱えて来院され、私のクリニックでレントゲンを撮った時にはもう手遅れ、

手術へ送る患者様が毎年2人位は来院されます。

期待された結果を出せないことも残念ですが、早く来院されていれば特に問題なかった症状もあるので、私としてもとても残念です。

 

ほとんどの腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛などの筋肉骨格系症状は筋肉の損傷ではじまり、

診療は早ければ早いほど短く終了します。

 

ニューヨークの方は当院に来院いただければ大丈夫ですが、遠方の方、日本の方のために執筆した本もぜひご参考にしてください。

世界の最新医学が証明した究極の疲れないカラダ